2009年5月10日日曜日

ふぃねまがぢん2号ウェブ版 / fuine magazine vol.2 web ver.






ふぃねまがぢん2号、すでにディスクユニオン国立駅前店や、
国立のライブハウス・地球屋等ではいくつか置かせてもらってます。

そして、今回はなんと三種類のバージョン違いで、作ってます。
全種類手に入れられる人はいるでしょうか笑

そしてそのうちの一つには今回初企画となるcd-r付きなのです!!!

で、そのcd-rの内容はと言うと、アメリカ、クリーヴランドの
とてもナイスなバンド、HOT CHA CHAの昨年に出されたEPからの
超ホットな曲を収録してます。

本誌のほうでもvo.のjovanaにインタビューをさせてもらいました。
とても気さくで、快くインタビューに応じてもらえて、ふぃねとしては
大感激。

さてさて、今回は、ふぃねまがぢんのウェブ版として、ここに、
インタビューの全模様を掲載しちゃいます!!!!!!
対訳にはやや自信はないですが、とにかくやってみましょう。

写真は製作中の付録cd-rのケースの写真。全て手作業による、
完全にハンドメイドものなのです。

こうやって、cd-rのケースは作られていたんですねぇ・・・。



::::::::::::::HOT CHA CHAインタビュー:::::::::::::::

・so i ask first, please introduce the band, Hot Cha Cha.
 members, how the band started....

 for the bio (how we began and stuff) go to:
 http://exitstencil.org/images/HCC/RifleOneSheet.pdf

・and i want to know, what kind of music do you like?

 we like a lot of the underground indie rock as some might call it. some bands that we like are sonic youth, blonde redhead, yeah yeah yeahs, beatles, a place to burry strangers, indian jewlery, holy fuck, liars, to name a few. i think we go back and forth between different styles

・and all of you's birthplace is Cleveland?

 i was born in bosnia and grew up in germany. everyone else was born here

・tell me what atmosphere the Cleveland's music scene?

 cleveland music scene is pretty good. we have some good bands and there is a lot of great national acts that come trough so we have a chance to see awesome shows here. also, we are right in the middle between chicago and new york and can go there any time to play or see shows.

・please tell me about EP, "Rifle, I Knew You When You Were Just A Pistol".

 THIS WAS THE FIRST THING WE EVER RECORDED. WE DID IT IN COLUMBUS IN OUR FRIEND MARK'S BASEMENT. AT THAT TIME WE WERE STOKED ABOUT IT AND IT HAS GOTTEN US A WHOLE BUNCH OF AWESOME REVIEWS. WE ARE READY FOR SOMETHING HEW THOUGH, FOR EXAMPLE THE RECORD WE ARE IN THE PROCESS OF MIXING RIGHT NOW- IT'LL BE SOOO SWEET!!!!!!

・and, how do you think about Japan?

 THAT IS ONE PLACE THAT I WILL HAVE TO VISIT BEFORE LONG! IT SEEMS TO BE AMAZING, SO ABOVE AND BEYOND ANY OTHER PLACE ON EARTH TECHOLOGICALLY AND FASHION WISE. ALSO, PEOPLE WHO ARE NOT AFRAID TO BE THEMSELVES AND BE DIFFERENT.

・if you have something to say, please say anything to Japanese or reader/listenner.

 CHECK US OUT AND PLEASE LIKE US SO WE CAN COME TO JAPAN!!!!!!!!! :)




・じゃあ、まずはHOT CHA CHAのことについて教えて?
 どうやってバンドができたかとか、メンバーについて

 バンドのバイオについては、ここを見るのが早いわ。
 http://exitstencil.org/images/HCC/RifleOneSheet.pdf

*ホットチャチャのバイオのページに飛ぶのが面倒だっていう君のために
 簡単に、彼女たちについてまとめたので紹介するね!

 マンディとジョアンナがコーヒーをすすりながら、何か大きなことをしよう
 って決めたのがきっかけ。というのもマンディの素晴らしいギターワークと
 ジョアンナの風変わりなステージパフォーマンスがせっかくあるんだから。

 数日後、地元のドラマーのリサが二人とジャムをしようと、やってきた。

 三か月間、彼女たちは曲を書いて、ジャムって、それから大量にビールとかに
 費やした。

 それである晩、大量のお酒も手伝って、彼女たちは最初のショウに出ることに
 同意したんだ。このときのバンドは、マンディ(gt.)、リサ(dr.)、ジョアンナ(vo.)
 っていう編成だった。このときたくさんの人を感動と涙とマスターベイトの嵐に
 巻き込んで、彼女たちは大きなことをやった!って感じだった。

 と同時に、彼女たちにはベースが必要だってこともわかった!

 地元のベースをプレイする男の子たちがたくさん押し掛けてきたけど、
 三人はやっぱり女の子のプレイヤーがほしかった。

 その日、ヘザーはショウを見て、恋に落ちた。次の練習のとき、彼女はバンドに
 加わって、それ以来彼女はバンドを離れようとしてない。

 そうしてバンドは完璧なものとなって、あなたを笑わせ、涙させ、そして、
 マスターベイトさせる!この愛をキミはもう拒めないよ!


 どう?興味津々でしょ?バイオに飛べばもっと彼女たちのことがわかるよ!

・どんな音楽が好き?

 アンダーグラウンドなインディロックが好きよ。例えば、ソニックユース、
 ブロンドレッドヘッドとか、ヤーヤーヤーズにビートルズ、インディアンジュエリー、
 ホーリーファックとか、ライアーズとか、そういうのね。

・みんなクリーヴランドの生まれ?

 私はボスニアで生まれて、ドイツで育ったの。みんなはここで生まれたわ。
 バイオにもっと詳しく書いてあるわ。

・クリーヴランドの音楽シーンについて、教えて?

 クリーヴランドのシーンはとても素敵よ。たくさんのバンドがいて、それに偉大な
 バンドも。素晴らしいショウを見る機会に恵まれていて、それに私たちはシカゴと
 ニューヨークの間にいて、いつでもライブしに行ったり、素晴らしいショウを見に
 行くことが出来るのよ。

・EP、Rifle, I Knew You When You Were Just A Pistolについて教えて?

 これはわたしたちが始めてレコーディングしたもので、友人のマークのベイスメント
 にあるCOLUMBUSで録音したんだけど、私たちはそのときすごく燃えたわ。とても
 素晴らしいレビューをしてもらえたわ。新しい曲のレコーディングの準備もしていて、
 ミキシング中のものとか、とても素敵なのよ。

・日本についてはどう思ってる?

 それは私がいつか行かなければならない場所のひとつね。地球のなかでも、素晴らしい
 テクノロジーやファッションがあって、日本の人はみんな、他と違うことを恐れずに、
 彼ら自身であろうとしているわ。

・日本のリスナーや(まがぢんの)読者に何かメッセージはある?

 私たちの音楽を聴いてみて。それで好きになってくれるといいな、そしたら私たち、
 日本へ行くことができるわ!!!!!!




thankyou so much, jovana! thankyou!!!!!! :)

2009年3月24日火曜日

復活です。

昨年四月に、カビラさんのガイドブック9号を出して以来、
実に半年以上、ふぃねブックスは休刊していました。

ふぃねまがぢんの第2号の最初の構想は昨年の四月に興り、
以降、ブランクがあり、再び十二月に一時再開、そして再びの沈黙。

長い間温めてきた、構想を練りに練ってきた特集をようやく
ドロップできます。

そして、今回はガイドブックのほうを、スタートしたときに
考えていたアイデアをも、ここに内包しようと試みています。

ふぃねまがぢん2号は、形態を変え、スタイルを変え、そして、
熱い想いだけはそのままに、まもなく発刊とあいなりました。
今号は、

『音楽総特集』です!


この、ブログの日記のように、文章というものに注目し、あえて、
絵や写真等を余分として排することで、ミニマムな形に。

今回は実は制作の手間も大幅に省けたので、都内、そして、
まだ計画中ですが、他県にも、各所に配布しようと考えています。

実験的な号と、そして実験的な計画です。

2009年1月16日金曜日

最近のお気に入り

ボルチモアのFuture IslandとエストニアのPastacasがすごく気になる。

ここ三年で一番のお気に入りはボルチモアのBeach House。

ブルックリンのChairlift、Heartsrevolutionも。

Matt & Kimの新作もすごく期待するところ◎

最近のエピタフのバンドでI Set My Friends On Fireっていうのがいて、
これがおもしろい。

ちょっと古いけどMenomenaのFriend And Foeも最近気に入ってる。

Pattern Is Movementっていうバンドもおもしろい。
ありそうでなかったような感じ。

やっぱり今のブルックリンはすごく充実しているみたいで、
Takka Takkaっていうバンドも◎

それからやっぱりブルックリンでTelepatheは間違いなく今後の
キーバンド。とにかくその音楽性、センス、そういうのに驚かされる。

TV On The RadioのDear Scienceも通学時、山道を歩きながらよく
聴いてる。Cryingが以外と山道に合う◎

今更だけどつしまみれの創造妊娠も最近聴いてて、
おちゃっすか、マンホール等最近よりもアグレッシヴな曲が◎

ひそかによく聴いてるのがドリカムの大阪LOVERとYUKIの長い夢、ふがいないや。
日本のJポップも悪くはない。楽しんだもん勝ち。



Beach House

2008年12月30日火曜日

今年良かった作品Parts & Labor「Receivers」
        Gang Gang Dance「Saint Dymphna」
        The Maine「Can't Stop Won't Stop」
        Panther「14Kt. God」
        The Gaslight Anthem「The '59 Sound」
        High Places「S/T」
        2*Sweet「Sleep Without Dreams」
        31Knots「Worried Well」
        Alkaline Trio「Agony & Irony」
        Cansei De Ser Sexy「Donkey」
        Cazals「What Of Our Future」
        Chaos Days「Under The Weather」
        Dance Gavin Dance「S/T」
        Fireworks「Adventure, Nostalgia, And Robbery」
        Heavy Heavy Low Low「Turtle Nipple And The Toxic Shock」
        Houston Calls「The End Of An Error」
        I Set My Friends On Fire「You Can't Spell Slaughter Without Laughter」
        Jeff Hanson「Madam Owl」
        Living With Lions「Make Your Mark」
        Love Is All「A Hundred Things Keep Me Up At Night」
        Melody Fall「S/T」
        Norma Jean「The Anti Mother」
        Of Montreal「Skeletal Lamping」
        Paavoharju「Laulu Laakson Kukista」
        Person L「Initial」
        Pompeii「Nothing Happens For A Reason」
        Portugal. The Man「Censored Colors」
        Rise Against「Appeal To Reason」
        Runner Runner「Breakup, Makeup」
        Skeletons「Money」
        The Dodos「Visiter」
        The Futureheads「This Is Not The World」
        The Loved Ones「Build & Burn」
        Vampire Weekend「S/T」
        Vivian Girls「S/T」
        Zs「Arms」

以上アルファベット順(上五つのみ順不同)。

今年は他にももっともっと多くの音源が生み出されたし、
まだ聴いてないやつとか、もっともっといっぱいある。

んで、ここに挙ってる作品群よりやばいのもきっとある。
が、とりあえずはこんだけ。

なかでもGGDはさすがの一言。
世間が今更な感じをぷんぷんさせながら騒いだだけのことはある。
というか、そこはさすがGGD、やっぱり今のNYブルックリンが
いかに盛り上がっているか、いや、たぶん今は
アメリカ全土がすごくいいムードに包まれてるんだろうと思う。

同じくブルックリンのParts & Laborの新作がすごい!
このひとたち、けっこうノイジーな感じにラフなパンクっぽさを
漂わせて、それでいて演奏力も確かっていう、そういうバンドで、
にも関わらず新作は超ポップ!
でもちゃんと押さえるとこ押さえてて、これまたさすが!

オレゴン、ポートランドのPantherの新作もこれまた今まで
聴いたこともないような、奇抜なパンク!
ファンクとかソウルとか、基本的にパンクとなんら変わんなくてさ、
ようはいかにいいムード(空気でもいい)がそこにあるかで。

そういうところではアリゾナのThe Maineも素晴らしい!
Fearless(レーベル)のバンドってどれも同じでしかもなんか
流行りっぽすぎて、綺麗すぎるし、あんまり好きじゃないんだけど
このひとたちはもちろん流行りに乗じてる感じぷんぷんするけど
とにかくメロディがすごくいい!
しかもこの手のバンドにしてはほんの少しだけ男臭い。
そこがやっぱいい。

The Gaslight Anthemはそういう男臭さで言えば満点だ。
ホットウォーター〜とかアルカライントリオにも通じるし、
ライズアゲインストとかにも通じるところがある。
それでいてなんていうか、ブルース・スプリングスティーンに
例えられる哀愁ある男泣きとか、魂って意味も含んだソウルとか、
とにかくただのパンクバンドで片付けられない。

今年はパンクネス多いバンドがたくさん出てきたり新作だしたり
してたけど、とにかくパンクだけで片付けられない、終わらない、

そういうバンドが多くて、去年ってすごいたくさんの新人、新作が
あって(ふぃねまがぢん創刊号参照)、

でも今年はたぶんその倍はやばい連中や作品群がある年だった。




残すとこあと一日と二時間くらいだけど、来年もきっと
いろんなやばい奴らが出てきて、そんでやばい作品をぺっぺって
出してっちゃうんだろうなあ。


いい作品とか聴くと、その瞬間になんか体中が高揚するのって
きっとみんな感じたことあると思うけど、来年も絶対そういうのが
たくさん出てくるよ。

一月にAnimal Collectiveのアルバム「Merriweather Post Pavillion」が、

二月にはPatrick Wolfの待望の二枚組アルバム「Battle」が、

すでに発表されることが決まってる!


あっという間にもうそれも過ぎて、またもっとたくさんの作品が、
生み出されていって、そんで2010年になって、もしかしたら世の中とか
世界とか、ひょっとして宇宙とか、すごいいろんな変化を見るかも
しれないけど、

でも、それでもきっといい音楽が生まれてくるよ。


それじゃ良いお年を!


またね!
                ───kxpx (ふぃねブックス)

2008年11月24日月曜日