2011年9月1日木曜日

漫画、面白いと思うもの、とか。


カルト的な?人気を誇っている(のか?)高橋葉介の00年代初めの、アヴァンギャルドな表紙が既に特異な『KUROKO 黒衣』全4巻。グロテスクで幻想的、ちょっぴり怖い、隠れた傑作。








今号でvol.18となるエンターブレイン刊の漫画雑誌『Fellows』。帯裏まで隙のない作り、新人作家の育成(?)、充実し(過ぎ)た内容と、兎に角攻めの姿勢を崩さない現在何十種もある漫画雑誌の中でも屈指のもの。


某美大卒の宮田紘次の「うたたね姫」が遂に単行本化!『真昼に深夜子』『ヨメがコレなもんで。』の宮田紘次の傑作「うたたね姫」含む短編集『うたたね姫』、瑞々しく描かれるは誰にも訪れる青春の1ページ。


その宮田がFellows誌上で断続的に連載していた『ヨメがコレなもんで。』。奥さまは宇宙人? 宇宙人だって、奥さまは毎日、育児に洗濯、お料理、掃除と大忙し!ご近所付き合いは最大の危険?!


Fellowsで大絶賛・連載中、笠井スイ『ジゼル・アラン』──天真爛漫なお嬢様はアパートの大家で何でも屋?! ジゼル嬢の華麗な冒険譚、第2集。まだまだお嬢様の活躍から目が離せません!


遂に出た!Fellows連載作品の中でも恐らく、一番単行本化が待ち望まれていたであろう、Fellows誌・第二の薫こと丸山薫(ちなみに第一?の薫はご存知、森薫。)の『ストレニュアス・ライフ』。充実の特盛り内容には、既に本誌で読んでいた人も、単行本で初めて読む人もページを捲った瞬間から虜に。気になるその内容は・・・書店であなたの目でお確かめあれ。


Fellows連載陣・真打ちの名に相応しい男、大武政夫。傑作サイキック×ヤクザ・コメディ『ヒナまつり』待望、待望の第1巻!これは・・漫画史における珍事件と後に記録される、かもしれない。いや、こりゃ大事だーっ!


不器用だからこそ、愛おしい──松田洋子『ママゴト』、純粋故に不器用、そんな人々(と、烏)の織りなす、ハートウォーミング渡る世間はなんとやら。


美形女装×残念ボイン×変態上司×残念メガネ×酒乱包帯が織りなす、ゴーストバスティングな日常。睦月のぞみ『兎の角』第2巻。


天才・高田築『野ばら』堂々完結!さよなら、しょむたん!ありがとう、しょむたん!きみはぼくら(単行本)の中で生き続けるよ!


ひょっとしたらアニメ第二期も夢じゃない?!石黒正数『それでも町は廻っている』先日発売された最新第9巻。鬼才の知恵が光る"べちこ焼き"を求める静ねえちゃんのエピソード「大人買い計画」収録!雪子・ニンジャの謎が遂に明らかに!


藤子・F・不二雄の正統な後継者となるか!?つばな『第七女子会彷徨』。ドラえもんは出てこないけど、のび太君っぽいだめなやつ(高木さん)は出てくるぞ!1巻の光子登場シーンはどんなゴシック音楽よりも耽美!


あらいあき『チュウチュウカナッコ』今日もヒネヤ商店街は元気です!カナコ、たくましくあれ。


森繁拓真が描く、授業中誰もが?一度はこっそりやった遊び『となりの関くん』。度重なる危機も乗り越え、教師の目を盗み、今日も遊べ、関くん!


まだまだ、面白いと思う、漫画はたくさんあるけど、とりあえず今日はこんなところで。なんかFellows作品多いな・・

0 件のコメント: