2009年10月25日日曜日

ENTIRE GUIDE TO THE WHOLE MUSIC WEB #1

Agraceful
"The Great I Am"
タイトル曲がとにかくたまらなくかっこいい。ドラムサウンドで始まって、アルバム中一番メロウな曲展開へ。かと思いきや、二曲目"Stygiophobia"のようにスクリーモ/メタルコア的な曲が炸裂したり。ジャケのセンスも◎


Aiden
"Knives"
相変わらずのAiden節全開ロックンロール!!! もうすでに四作目だけあって、出尽くしたかと言えば、そんなことはなく、ゴシック色が強まり、よりポップだった前作から、セカンドのころのような荒々しいゴシックロケンローに回帰。勢いある曲から落としどころもきちんと押さえられて、全10曲と聴きやすい。


The Blood Brothers
"Young Machetes"
ご存知ブラッドブラザーズのラストアルバム!遂に実現しなかった来日への思いは、これ聴くたびに強まるばかり。ヘヴィ級チャンピオンのレノックス・ルイスに街でいきなり顔面パンチされたかのような衝撃的に荒々しく、ダークで、ヘヴィな曲で幕を開け、最新のブラブラ節が続く。ラストの"Giant Swan"でのキャバレーサウンドが圧巻。これで最後かと思うと、本当に泣ける。


Breathe Electric
"Honestly"
ドキャッチー!甘っ!遊園地に来たかのような、めまぐるしい夢のようなダンスエモ。これ以上ないほど、ドポップで、スウィート、最高に楽しいアルバム。いやいや、ごちそうさま笑


Callejón
"Zombieactionhauptquartier"
ハードコア、メタルコア、そして、スクリーモ。現在のエクストリームな音楽のほとんどを高次元で融合、でも基本はハードコアといった感じ。いかにもドイツらしいっていうか、やや日本人のスクリームに近い叫び声とか、特徴的。ジャケのイメージな感じで間違いはない、かな?


Chemical Vocation
"A Misfit In Progress"
ダンサンブルな曲で始まって、80、90年代のLA的な、メロコアっていうよりパンクな曲に、と冒頭の二曲に目が点に。でも前作で聴かれたような曲もあり、と基本的には今までと大きな違いはなく、北欧らしい、叙情性も感じられる好盤。


A Day To Remember
"For Those Who Have Heart"
すでに確立されてるADTR節。思いきりパンクで、メロディアスで、カラっとしたボーカル、ブルータルすぎるくらいブルータルな野獣的な曲展開、メタルコア好きのあいつも、メロコア好きのきみも、がっちりハートを鷲掴み。男気200%のこの衝動、きみはもう体験済み?


He Is Legend
"91025"
メタル的な印象が強い初期のEP。とにかく速めだし、テクニカルな感じだし、で、けっこうサザンロックだし、と、すでに音楽性は確立されてて、聴き応えは充分。けっこう今よりはパンク的かも?


He Is Legend
"It Hates You"
ドサザンロック、ドストーナーな通算6作目?メロディアスなMastodon?スカッスカなドラムとかは相変わらずサザン風。かと思えば、風通しのいい、最高に気持ちいいイントロで始まる曲とか、シリアス感満点の曲とか、相変わらず多彩。最高!




ENTIRE GUIDE TO THE WHOLE MUSIC 10月の第二弾は国立ユニオン等で手に入ります。

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